介護と歯磨き

家族に、介護が必要となると、さまざまなケアが必要となってきます。食事、排泄、入浴、外出などなど、様々な生活に関するサポートがありますが、口腔ケアについては、皆さんどのようなサポートをされていらっしゃいますか?寝たきりの要介護者や、そうでない要介護者であっても口内を汚れたままにしておくことは、要介護者の健康維持にとってプラスになることはありません。口内の衛生を放置してしまうと、細菌が繁殖して、炎症や口臭の原因になります。また、肺炎や発熱の発症を招くことも考えられます。口や喉などの機能が衰えると、「誤嚥」が起こりやすくなります。口腔ケアをしながら、口腔機能の低下を防ぐようなサポートも、歯科医師との連携を試みながら必要となってくるはずです。要介護高齢者の為に、在宅歯科診療のサービスを利用することも選択枠の一つとして取り入れていきましょう。誤嚥から発症する肺炎を「誤嚥性肺炎」と言います。高齢者を介護する上で誤嚥を防ぐことは、とても重要なケアで、慎重な気配りが必要となってきます。

●誤嚥(ごえん)・・・食道を通り、胃に送られるはずの食べものや飲み物が、誤って食道ではなく気管や肺に入り込んでしまうこと。
●誤嚥性肺炎・・・食べものや、唾液を飲み込んだ時に、誤って気管に入ってしまうことを誤嚥と言いますが、その時に一緒に「菌」が気管に入り込み、肺が炎症を起こすこと。

健康な人々でも、何かの拍子で、誤嚥することもあります。咳き込んで苦しい経験をなさったことはありませんか?高齢者は特に、口や喉の機能が低下することで、誤嚥は起こりやすくなります。介護する側の介護者にとって、歯科医師から口腔ケアのアドバイスを受けながら、日常の口内変化に気を配ることは大切です。口内や首周りの体操も、効果的と言われています。