飲料水と虫歯

水分補給の際に、皆さんは、何を飲んでいますか?
スポーツドリンク、お水、お茶などなど、様々な飲料が、自動販売機やコンビニで出回っている現代です。様々なシチュエーションで、多種多様な飲み物を手にとっていることと思われます。
もちろん、スポーツの最中の水分補給として、スポーツドリンクを飲むことは、体内へのミネラル、ビタミン、水分の吸収スピードを考えると妥当ではないかと言えます。では、歯科医療の観点から、スポーツドリンクを検証してみると、どうでしょうか?残念ながら、スポーツドリンクは、優秀なドリンクとは言い切れないようです。

自販機やコンビニで、気軽に購入できる、ジュースや清涼飲料水と呼ばれる飲み物には、平均すると、角砂糖が5~6個入っていると言われています。冷たく、喉越しが良いので、思わず一日に何本も飲んでしまうような、人も中にはいるかもしれませんが、歯のことを考えると、良い習慣とは言えません。また、そういったドリンクを、一日の生活の中で、少しずつ飲むような習慣のある人は、さらに、歯を危険な状態に晒していると言えるそうです。同じ量のスポーツドリンクを、小分けにして数回、飲む方法と、一気に飲み干す場合とでは、数回に分けて飲む方法の方が、虫歯のリスクを高めているようです。

気軽に簡単に購入できる、缶やペットボトルの砂糖入りの飲み物は、ちょっとしたブレイクタイムや、スポーツ中の水分補給に欠かせないアイテムかもしれませんが、本当に、必要としているのか、今一度、皆さん自身、歯へのリスクを踏まえながら、見つめ直す必要があるかもしれません。虫歯の治療で歯科医院を訪れる患者さんの生活習慣のリサーチを行ってみると、習慣的に缶コーヒーを愛飲していたり、部活中の水分補給にスポーツドリンクを選択していたり、仕事の合間に栄養ドリンクを飲むことが頻繁にあるような人々が多いようです。虫歯になってしまってから、歯科医院に駆け込んでも、歯の健康は得られません。自分自身と向き合って、毎日の、生活習慣、食習慣を見直していきましょう。